「ね、なんだか人多くない?」
食堂に着くと、かなりの人だかり
「たしかにいつもよりも、」
多い気がする
「おばちゃん、特別なメニューでも作ったのかしら」
シーザーサラダ片手に、和美ちゃんが呟く
「だから並んでるのかな。」
まあそういうこともあるかも。
みんな新しいもの好きだもんね
「…もう、羽衣子のバカ」
「え?」
「冗談で言ってるに決まってるでしょ。」
和美ちゃんの呆れた顔
へ………?
「だ、だってさ」
「原因はわかってるの。ほら!」
指を指された方を見ると
え?あれって
「あ―――!!!」
ミルクティー色のあの髪はっ!
消毒液男だー!!
「えっ?なに?」
あたしの声に、食堂にいたみんなが振り返る
うわうわわ恥ずかしい
今さら小さくなってももう遅かった
穴があったら入ってしまいたい…っ

