俺はずっと気づかないフリをしてたんだ それなのに俺は―― 「……誓?」 懐かしい声に、ゆっくりと顔を上げる えっ――― 「香央莉(カオリ)…?」 見慣れない制服に、ショートカットの髪 「やっぱり誓だぁ」 俺の目の前でにっこりと微笑む女の子 「懐かしいね」 「………」 「全然変わってない」 ペタッと俺の腕に香央莉の手が触れた