あたしの甘ーい幼なじみ

偶然がない限り…





「あれ、清瀬くん？」



――――あ


「羽衣子ちゃん」


「偶然だね〜今、清瀬くんに会いに行こうと思ってたの」





俺にフニャと微笑む羽衣子ちゃん。



―――やべ



「俺も、羽衣子ちゃんに会いに行こうと思ってた」


「え……///」



可愛すぎだよ



「あのー２人とも、誰か忘れてません？」


「あ、大川くん！こんにちはっ」



俺の後ろで手を挙げる光に羽衣子ちゃんが気づいた。