「るせー光。俺だって着たくて着てるわけじゃねぇよ」 「でも、似合ってるよ。な、結城ちゃん」 突然あたしに振られた会話 「えっ?う、うん」 いきなりはやめてよっ 「だって。よかったな、誓」 「……あぁ」 「なんかテンション低い?なんかあった?」 ――う 大川くん鋭いよ 少しだけ顔を歪めるあたし 「いや。なにもないよ」 そんな大川くんを軽く受け流す清瀬くん 「そ?じゃあ……俺たち抜けるから☆」 大川くんが、和美ちゃんの手をとった 「えっ?」