羽衣子side 照りつける太陽がジリジリとあたし達を焼き付ける、季節は夏 「えーっとじゃあ、学園祭でのクラスの出し物決めまーす」 今年も学園祭の時がやってきた 教卓の前では、決まったばかりの男女の実行委員2人が積極的に話をしている そんななか終聖は―― 「――――すーすー…」 寝てるし あたしは頬杖をついた あたしも、実はあんまり学園祭には興味がない っていうより、関わりたくないんだ 特に……