あたし、案外平凡と過ごせてるかも
「しかも、告白したの清瀬くんなんでしょ?」
「え?うん」
「断ったら断ったで怖いけど、付き合うとなるとまた、ファンがね」
あー面倒くさい女って!
と頭を抱える和美ちゃん。
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ」
今のところ、何の被害も受けてないし。
「だって、この学校の女の子達は、優しいよ?」
「…そりゃ、あんた(清瀬くんの彼女)だからでしょ」
「……へ?」
和美ちゃんが言うことは、いつもあんまり理解できないんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…