次の日私は廉と病院に来ていた


夕べは全く眠れず


泣きすぎた瞼は重い



廉は一晩中私を抱き締めて




「大丈夫」って言ってくれた


きっと廉の温もりがなかったら


泣きすぎて


消えてなくなっていたと思う


担当の先生が来る間も


廉は私の手を強く握り


私を消えないように繋ぎ止めていてくれた