私は覚悟を決めて立ち上がり支度をすると


勢いよく浴室に入り


電気を消した


「わぁ~!」『ガタン!』


しまった!急に消したから廉が大変なことに!


慌てて扉を開けると廉が見事にひっくり返っていた


「きゃ~!」


いろんな意味で奇声をあげる私に廉も慌てながら立ち上がった


「こっちがきゃ~!だよ」


「ごめん!」


やっぱり無理!


くるりと向きを変えて浴室から出ようとすると


「待って。おいで」


廉に捕まった