5時間後オペ室からお父さんが出てきた





その顔は血の気のない土色




ストレッチャーをおしてきた廉が私を支えて立たせてくれた



「葵、おかあさん、、、出血はとまりましたが、、、かなりの量の出血をして様々な臓器に影響が出ました。、、、すみません。、、、おとうさんは、、、夜までもつかどうか、、、」



「嘘、、、」




私は廉の胸に頭をもたれて目を閉じた



目を開けたら夢から覚めるように現実が変わったらいいのに