その日私たちは初めてひとつのベッドで眠った


こんな日が来るとは思わなかった


なんだか興奮して眠れない



隣で廉はぐっすりと眠っている





眠りにつくまで私たちはたくさん話した



明日お姉ちゃんのお墓にいくこと
毎月つき命日には二人で行くこと



これからも毎晩夜ご飯は一緒にとること



私のかりたアパートは病院の寮にする契約をもう廉は結んでいたこと


引っ越しは二人でやること



これまでの思いも全部話した



今までの距離をうめるように