廉がなにも言わずにベッドに座った


そして




私のほほに触れる




あったかい廉の手



それだけでこらえていた思いが溢れ出す








とめどなく溢れる涙





廉と結婚するとき泣かないって誓ったのに




廉との時間には



涙がたくさん溢れていた