少ししてチャイムが鳴って 皆ガタガタと席に着き始める。 若宮も隣の席に戻ってきた。 「……」 「……」 …お互い無言。 こうして話さなくなってみると あたしと若宮って実はすごく会話してたんだなって思う。 まぁ、会話っていってもただの悪口の応酬なんだけど。