※ただし、あたしは大嫌い。





――それから、なぜか若宮と佐倉くんがずっと交互にボールを投げている。




これ…親睦会じゃなかったの!?なんかただの二人のバトルを見守る会になってるけど!!!




そして両者譲らず、ずっとストライクが続いている。




周りのお客さん達も自分達のゲームそっちのけで、こちらに釘付けになっている始末。




「なかなかやるねぇ?♪」




佐倉くんがもう何回目か分からないストライクを出した若宮を労う。




「でも。


俺は負けないよ?♪」







そしてカッコーンと綺麗な音を響かせ、またまたストライクを出した。