双子の姉妹の マキとマイ

「……マイ。変わらないな」


私は涙目になりながら、それでも笑顔を崩さず言った。


「ごめんなさ〜い!!」


また、私はやってしまった。


うーーー……。


お父様にまた怒られちゃう。

お父様は首をふりながら言った。


「今日はもうよい。早く余興をはじめろ」