あのあとこうちゃんが入ってきて
文化祭が始まった
「凛ちゃん!」
「なに?」
「今日だけ、眼鏡取って?」
そう、まだ私は地味子を演じてたから眼鏡は付けたままだった
「えーでも…」
「お願い!お願い!お願ーーい!」
そんなにお願いされたらね
「わかったよ」
カチャッ
ーーーーザワッ
眼鏡を外した瞬間教室がざわついた
なに?
視線?
そう思って周りを見渡したら皆目が点になってる
委員長がこっちにきて
「神坂さん?」
「なに?」
答えた瞬間
「「「「えぇーー!!!!!!」」」」
五月蝿い
「めっちゃ可愛くね?」
「いや、綺麗じゃね?」
「嘘でしょ?眼鏡外したらあんなに変わるの?」
なんて勝手に盛り上がってる
大体綺麗でも可愛くもないし
蘭はしめしめって性格悪い魔女みたいな顔をしてる
「蘭、謀ったね?」
「なんのことぉー?」
すっとぼけやがった
「それより仕事仕事、凛ちゃんはこの看板つけて、とりあえず校舎回ってきて」
ん?
「あっ!凛ちゃんは客集めしてね?」
めんど…
「行くよね?」
蘭が日に日に怖くなっていく
「はいはーい、行くよーって私1人?」
「確か桃夜君もだよ!
ほら!あそこ!待ってるよ」
蘭が指差した先には海羽とダルそうにドアにもたれ掛かってる桃夜がいた


