するとあみがバケツいっぱいの泥をゆいこに豪快にかける。 さやかもゴミ箱をゆいこの上でひっくり返した。 「ゴホッ・・・」 ちりやほこりが泥だらけのゆいこにまとわりつく。 超みじめじゃん。 「ゆいこ、どうすんの?いくらゴミクズ過ぎるからってクラス汚さないでよ。ね?るいか」 絵里はそう言いながらゆいこを睨む。 「まあまあ、絵里、ゴミクズちゃんだからしょうがないって。掃除してもらえばよくね?」 すべて、台本通り。