私はあみとさやかに顎をクイっとして、”行け”と合図した。 すると座ったままのゆいこをガッチリと固め、顔を上に向けさせた。 「あんたさあ~調子乗ってるっしょ?」 奈々は面白しろがって言った。 「そ・・・そんな・・・あたし、、」 「言い訳すんじゃねーよ、授業中寝てるくせに。地味なのに生意気なんだよ」 ゆいこは授業中いつも寝ている。 私たちは真面目に受けてるのに、ナメてんの?って感じ。調子のってる証拠でしょ。