屋上につくなり、ゆいこをつきとばした。 ゆいこは私につきとばされると思ってなかったみたいで、思い切りしりもちをつく。 みんなで手を叩いて大笑いした。 ほぼ半泣きのゆいこを私は問い詰める。 「あはは!何ノコノコとついてきちゃってんの?ばっかじゃない? 私らがあんたみたいな奴相手にする訳ないじゃん」 恥ずかしいのか悔しいのか、ゆいこは下を俯むく。