~~~~~~~~~~~~~~ 「ちょっと、ゆいこ来て」 昼休みに、私はいつもの5人と一緒にゆいこを呼びだした。 ゆいこは本を読む手をやめ、嬉しそうに寄ってきた。 ―――――――フン、私たちと話せてうれしいんでしょ。まあ地味でしけてるあんたなんかと本当は話したくないんだけどね。 私だけじゃなく、他の4人もそう思っていただろう。