女子の高い笑い声。 不愉快だ。 「モップで洗うのは勘弁してあげる♪ 先生にバレるのは御免だしね?」 絵里は、”チクんな”とばかりに私を睨む。 「ねえ、絵里。ゴミクズの体操着ビリビリにしたよお~♪」 「さすが奈々!ウケるね~」 奈々は私に布切れを投げてきた。