「そうか」 そう言ってそっとお酒に口をつけた。 「そういえば、祥が会いたがってた」 「あたしも会いたいので今度会いに行きます」 「そうしてやって」 こうやって、話しているあいだも1度も目を合わせてくれない。 「颯汰さん」 「…」 反応してくれない。 あたしは何も言わずに部屋に戻った。