そっとあたしから離れてにっこり笑った。 この人の笑顔を見るのは2回目だけど やっぱり好きだなって思う。 「なら、行こうか」 それとともに、また人ごみの中に入っていった。 「それでは、今日のパーティーの主催者の鷹神様からご挨拶がございます」 急にそう、司会者の人が振った。 颯汰さんのエスコートを受けながらみんなの前に立った。 フラッシュやスポットライトですごく眩しい。 クラクラしてくる。