「じゃ、かえるわね」 鞄を取ってベッドから立ち上がると、 振り返ってあたしを見た。 「無理しちゃだめよ?」 「しないから、大丈夫」 「明日までは安静にしててね?」 「はいはい」 「それじゃぁね」 病室を出ていってあたしは、お花をみる。 花を飾るほど長い入院になるのかな? そう思いながら、もう一度まぶたを閉じた。