しばらくして、車は病院に着いた。 ドキドキして降りるのが怖い。 帰れって言われて。 自分は帰れるかな? 泣かないで、笑顔でお大事にって。 「行こう、藍佳ちゃん」 「うん。ありがとう、ゆうちゃん」 「いいのよー」 あたしは、ゆっくりと車から降りた。