あたしの腕を掴むと急に走り出した。 そして、路地を走っていってひとつのお店に入った。 「佑汰ーーーっ!!」 入るなり、お客迷惑を考えずに祥くんは叫んだ。 すると、奥から男の人が出てきた。 えっ、この人。 「颯汰の双子の兄ちゃん」 祥くんは、あたしに耳打ちをした。 なるほど。 だから、似てると思ったんだ。