後ろから肩を掴まれて、振り向かされた。 そこには、びしょびしょになって 息を切らしてる祥くんがいた。 「祥く…」 「こんなに濡れてたら風邪引くよ!!帰ろ」 「…もう少し1人でいたい」 「わかった」 携帯を取り出して電話をし始めた。 「あ、颯汰?藍佳ちゃん…うん…帰りたくないみたいだよ…うん…うん…はーい」 切るなり、めちゃくちゃ笑顔であたしを見た。 「逃げよう!!」 えっ?