クールプリンスはあたしの旦那




出ていった、というよりは逃げた。


外は生憎の雨。


あたしにとってはちょうどいい。


ある程度走って、あたしは歩いた。


これなら、泣いてもバレない。


「ふぇっ…うぅ」


「藍佳ちゃんっ」