クールプリンスはあたしの旦那




あたしは、ただ紙を見て動けなかった。


恋愛感情を持たずに、
世継ぎを産めだなんてあたしは人形。


本当にお父さんに捨てられた。


駒として使われた。


どうして、こうなっちゃったんだろう。


お母さんも何も言わなかった。


社長の娘の運命なんてこんなもの?


そう考えると、胸がきゅっと締め付けられた。


「…わかりました」