同窓会会場に着くなり、 唯子が俺たちに近づいてきた。 「久しぶりだね、祥」 「久しぶりー」 「颯汰は昨日ぶりかなー」 「そうだな」 颯汰はひどいやつだ。 こんなにも、いとおしそうに見ているのに、 お前の目には何も写ってない。 唯子は好きだから秘書として近くにいる。 なのに、それを気づかないで颯汰は近くにおいている。 「今日は飲むぞーっ!」 唯子はそう言って一気に3本もお酒を頼んだ。