「あと」


「なんですか?」


「…ご飯はこれから食べる」


「ほんと、ですか?」


「あぁ」


そう言われて、あたしは嬉しくて抱きついてしまった。


それから、嬉し泣き。


「泣かれるとどうしていいのか…」


「ヒクッ…うっ…」