「颯汰さん…ありがとう」 「ごめん」 「あたしこそ…」 「俺がもう少し早く気づけばよかった。 そうすれば、怖い思いをさせなかったのに。 あの日、幸せにすると誓ったのに…できなかった」 「…」 「俺は、女の子の扱いがわからない。 今まで冷たくても周りにはいたし 追わなくてもそこには女子がいた。 だから、1人の女の子に対してどうしていいのかわからない」