クールプリンスはあたしの旦那




そんなのできない。


「わかっていないね、君は」


そう言って、あたしの上に覆いかぶさって
あたしの口を手で抑えた。


「んーっ…!!」


ジタバタしても離してくれない。


もはや、泣くことしかできない。


ごめんなさい。


颯汰さん、ごめんなさい。