「リレーは絶対1位取ろうな!」
なんて言われたら…
「うん、負けない!」
…しんどいなんて言えないよ。
それからの午前は、クラスのみんなを応援するだけで終わった。
「瑞希ちゃん、ご飯食べよ!」
「うん…」
桃花に呼ばれて立ったときだった。
急に宙に浮いたような感覚に襲われて、目の奥がぐるんと回ったような感じがした。
そのまま体が痺れたように動かなくなった。
ずっと座ってて、急に立ったからだ…
「瑞希?」
千秋の声が物凄く遠い。
そして、あたしは気がつくと倒れていた。
息苦しい…
誰か…助けて…
あたしはそのまま意識を飛ばした。
