必死に練習してきたんだもん。
みんなと頑張るって決めたから。
「よしっ」
あたしは気合いを入れると、元気にテンション上げていこう!と決めた。
「もーらった!」
「うお、やられた!」
朝ごはんでは、いつもの仕返しでいずみんのおかずを横取りした。
ギャーギャー言ういずみんを無視して、ごちそうさまでした!と言って食器を洗い出す。
「お粗末さま。じゃあ瑞希ちゃん行ってくるね」
「うわー拓海っち待ってよ!」
「いってらっしゃい」
ガチャっと扉が閉まると同時にタメ息が漏れる。
そのとき、ポンポンと頭を撫でられた。
予想外なことにびっくりして振り返る。
「無理はしないで」
「龍ちゃん…」
「…行ってくる」
「いってらっしゃい!」
優しい龍ちゃんに元気をもらった気がした。
