「……よし、これで全部だな?」
「うん!これで全部揃ったと思う!」
蒼太に問いかけられて、あたしは手に持っているメモ帳を確認した。
数十分後、やる気になってくれた二人といろんなところを回って、ようやく買い出しが終わった。
「ふぅー…疲れたな」
「そうだね…」
フードコートにある椅子にドカッと座る透くんを見て、あたしと蒼太も近くに座った。
夕方のこの時間は人が少なくて、ガラガラだった。
「よっしゃー!じゃあ今から遊ぼうや!」
「あ、あたしはそろそろ帰ろうかな…」
家帰ってから夕食の準備もあるし。
張り切ってる透くんを見るとなんとなく申し訳ない気持ちになるけど、そろそろ帰らないとみんなが帰ってくるまでにご飯間に合わなくなっちゃう。
「そっかぁー、でもしゃーないなっ!ほな帰ろか」
そうしてあたしたちは、帰りの電車に乗った。
ユラユラ揺れる電車の中で、急に蒼太が首を傾げた。
