「一人で行ってきたらー?瑞希ちゃんは俺と遊ぶねんから」
ベーッと舌を出す透くん。子供かっ
「お前こそ一人で行けば?あと吉谷はお前と遊ぶなんて一言も言ってねーから」
ハッと笑って透くんを見下ろすような蒼太。
「遊ぶなんか言葉にせんでもなんとなくそんな感じが伝わってくるんですー!」
なんじゃそりゃ。もう言ってることめちゃくちゃ…
「妄想お疲れさまでーす!早く手離せば?」
「離しますぇーーーーんっ!買い出しに見せかけた瑞希ちゃんとのデートを楽しむんですー」
「あぁ!?何言ってんだよ!」
話してるうちにもグイグイ引っ張られる腕。
なんかもう話が変な方向に行ってるし、透くんデートとか言っててわけわかんないし、あたし腕引っ張られるし!
「もう!早く買い出しいくよ!!」
思いっきり腕を振り払って、二人を睨んでやった。
驚いた顔をしてたけど、冷静になったのか次第にしょんぼりして
「「……ごめんなさい」」
と頭を下げた。
ほんと仲良いんだか悪いんだかわかんないや。
