数日後、あたしは透くんと蒼太と大手スーパーに出掛けた。
スーパーはもちろんフードコートもあったり雑貨屋さん、ファッションモールやゲーセンがあって、学生が遊ぶにはもってこいの場所。
……そう。今日はみんなで買い出しの日。
クラスの出し物の材料を買いに来た…はずが。
「吉谷!なんか食わねえ?」
「瑞希ちゃん、プリクラでも撮ろうやぁ!」
完全に遊びに来た、みたいな感じになってますけど!?
「ちょ、ちょっと二人とも、遊びに来たんじゃないよ?」
「ええやんええやん、そんなんすぐ終わんねんからさ!ほら、あっち行こ!」
透くんに手を引っ張られるままついていくはめに。
すごく自然な行動だったけど、あたしこれ透くんと手繋いじゃってるよね。
透くんの手、温かくてスベスベだぁ…
ってダメダメ!なんかあたし変な子みたいじゃんっ
「ちょっと待てよ、吉谷あっちだって」
繋いでない方の逆の手は蒼太に引っ張られた。
両方からグイグイ引っ張られて、あたしはあっちいったりこっちいったり。
