その日家に帰ると、透くんとたっくんがリビングで何か話てた。
「瑞希ちゃんおかえり」
「おっかえりー!」
そういえば、この二人自然な感じだよね。
元々知り合いだったみたいに。
拓海にぃって呼んでるし仲良いのかなぁ。
「んじゃ、俺帰るわ」
「え?帰っちゃうの?」
突然のことにあたしはビックリする。
だって、あと二、三日はいる、って昨日の夜に言ってたはず。
「なんや?帰ってほしないんか?」
「いや、そんなことは……」
「悲しいなぁー」
大袈裟に悲しそうな顔を見せた。
透くんいると夜眠れなくなるもん。
いてくれたらすっごく楽しいんだけどね!
荷物を持つと、ありがとうな!と言って、リビングを出ていった。
見送ろうと思って、そのあとを追っていくと
「今日はいっぱい寝てな」
なんて言って家に帰っていった。
透くんなりに気にしてたのかも、と思うと少し笑えた。
