「うわあああああ!」


誰かの叫び声と共に起きるあたし。


「んぅー…?朝っぱらからなに…?」


少し目を開けて見ると、あたしが寝てる前でいずみんが目を見開いてあたしを見てる。


「んん…」


あたしの近くで人が起きるような声が…


「きゃあああああああ!!」


今の状態に驚き、あたしも声をあげると同時に飛び上がる。

あっあたし、なんで龍ちゃんに腕まくらされながら寝てるの!?
しかもソファーで!!!


「……………うるさい」

「うるさいじゃねーよ!お前ら何一緒に抱き合って寝てんの!?」

「別に。寝たかったから。っていうか拓海が悪い」


…あ。そっか、あのあとあたし寝ちゃったんだ。

緊張感も何もないな…あたし…


「お前ら…もしかしてそういう…」

「違う!違うの!これには深いわけが…」

「深いわけってなんだよ!」


説明の仕方がわからず口ごもっていると…