あれれ?なんか視界がぐにゃぐにゃして、声も遠くになるような… それに、なんか眠いなぁ。 そのままあたしはソファー倒れるように眠ってしまった。 ふわふわ雲の上にいるような感覚でなんとなく気持ちがよかった。 ―そのころ… 「なんだあいつ」 泉は変なものでも見るように瑞希を眺めながらお酒を飲み、 「……あまい」 龍は顔を歪ませながらブツブツ呟き、 「お酒飲んじゃって大丈夫かな…」 拓海は不安そうにそう言いながら優しく瑞希に毛布をかけるのでした。