「ねぇ、蓮斗、熱あるんじゃなぃ?」

「はっ?なんで?」

「だって顔真っ赤だょ?」

ポカーンとしてる蓮斗に

「あっひめは天然鈍感無自覚娘だから」

「あっそっか…。」

なぜか納得してる蓮斗。

いやいや、あたし意味わかんないよ?

すると肩にぽんっと手を置かれて

振り向くと裕ちゃんが。

「裕ちゃんっ!」

「はよ、姫香。」

「た、橘くん…。」

美蘭ちゃんが緊張気味。

「あたし、松井 美蘭よろしくね///」

「美蘭か。よろしくな」