……それから、あたしと唯華への質問タイムだった。 それはもうずっと。 「疲れた……」 「あたしも……」 うまく誘導されてダメなことも話しちゃうところだった。 危ない危ない。 「2人とも付き合ってる人……樹里の場合は婚約者か……スゴイねお金持ち同士じゃん」 婚約者っていうか、許婚なんだけど。 まぁ、似たようなもんか。 「じゃあ、次は何の話する?」 あたしがそう言うと、鈴音があたしを見つめる。 「鈴音?どしたの?」 「中谷」 低い声より少しだけ高い声。 篠田くんだ。