2日連続お祝いなんて、 神さまも不公平。 わたしなんて… みんなが忘れるウルウ年が誕生日だよ。 さぁ、あと少し。 3……… 2…… 1… 0時。 「二十歳の誕生日、おめでとう」 わたしは、無表情で言った。