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そのまま歩いていくと、10分も過ぎないうちに小さなスーパーが見えた。
「着いたよ。降りて、春」
「うん」
優の背中から降りて、あたりを見渡す。
「ここ以外お店ないの?」
「ない。あのな。一応、ここら辺じゃあ一番大きいお店なんだぞ?」
「え?…ここが!?」
このコンビニより小さそうなここが?
「じゃあ、僕なんか買ってくるからそこで待ってて」
「うん…」
こんなど田舎で私はやっていけるのだろうか。と、店に入って行く優の姿を見て私は思った。
その後、辺りが暗くなり始めた頃、優の買い物が終わり、今度はしっかり歩いて最終目的地にたどり着けた。
そこは、
もう何年も誰も住んでいないボロアパートだった。

