Mに戻り マイクを片付けながら、止まらない涙を拭きもせず、『楽園』を歌った。




♪♪♪~



蒼い夜空の中から

小さく光る星屑達が
泣いてもいいよと囁くの


孤独と言う名の 暗闇で



夜明けを待たずに
歩き出すつもりなら


おもいっきり泣いたっていい


夜空に散りばめる涙を



本当の私に
もう一度出会うためなら


本当の楽園を探しに
見送る事だって出来るはず



真実は絶望


真実は未来



夢のない未来にならないように

今の私が出来ること



ここで歌う事だけが

私からあなたへのプレゼントなの



誰も立ち止まる時がある


別れる時が来る




愛されていたはずなのに…

愛していたはずなのに…




何にも見えない


楽園が見えない



~♪♪♪



ここで歌う最後の『楽園』を。