「あ、ま、待ってよー!!」 私は悠くんを追いかけて走り出した。 「ゆ、悠くん…はぁ、はぁ…」 「大丈夫?結愛。」 少し走ると、悠くんが待っててくれた。 「うん、ちょっと走っただけだし。って、悠くんが走ったからでしょ。」 「ごめんごめん‼︎」 そんな会話をしながら学校に到着。 遅刻せずに来れて良かった。 「お、結愛に悠じゃん!!おっはよー!!」 振り返ると、颯汰くんが手をブンブン振りながら笑っていた。 隣には呆れた顔の蓮次くんがいた。