「あっ……はい……」



「そういえばさ、まだ名前聞いてなかったね。」



そうだった…



「坂下沙奈です。」



「沙奈ね。なんであんなとこで寝てたの?」



「なんでだっけ…。あ、学校の先生と喧嘩して。」



「お前っ。なかなかやるなぁ~」



クスクス笑っていた



「だって……先生があまりにも理不尽だから。」