通り雨。

そんな違った一面を見せたシュウは、
なんだか新鮮だった。
ちょっと微笑ましい。

「そんなに深く考えなくても、
一言『ごめん』って言えば
いいんじゃないかな?」

アヤの気持ち。
そんなに良く分かってる訳じゃないけど、
軽々こんなことを言ってしまった。
アドバイスとは言えないな。


そう少し発言に後悔はしたものの、
シュウは受け止めてくれた。


「そうだよな、ごめん。
こんなことで呼び止めちゃって」

シュウは照れながら礼を言ってくれた。


「別にいいって。
ちゃんと仲直りするんだよ?じゃあね」
先ほどの苛立ちなど忘れて、
リカは帰っていった。





このあとどうなるかも考えずに。