ロマンチックランデブー

「口にあうといいですけど…」

「すごいね、料理得意?」

「嫌いじゃないです」

「いただきます」

「どうぞ」



レオさんの感想が気になって

私はものに手をつけられる状態じゃなかった


ずっと目線は落としたまま







「玲奈、美味しい」



「!!!」





ぱっと顔が明るくなった。


「今度レシピ教えてよ」

「えっ、え、」




どんどん箸をのばして食べるレオさん



嬉しいこの光景!!!



「レオさん」

「何?」


「レオさん家では料理されるんですか?」


「家政婦いないから」




か、家政婦!!???



普通いないって



「びっくりでしょ?けっこうみなさん雇ってるいるんだよね」



「みなさん!??」



「他の社長たち。一応俺より先輩だから」




でも今、一応とかつけたよ



「何その不審な目」


「レオさん腹黒そうだなって」


「俺?」

「はい」


「玲奈はギャップはげしいよね」


「ギャップですか??」