「…嬉しい」



レオさんはいつもストレート



気持ち隠しているようで


隠してない






「ちょっといきなり抱きつかないで」


「感情優先で動いてるので止めれないかな」


「ちょっ…」



「一応、聞くけど」




な、何を!?




「好きになったタイミング、昨日の最中ってわけじゃないよね?」


「…は?」



「あぁ、よかった」


「意味わからないです」


「わからなくていいです」


しれっと言いのけて



抱きしめていた私の体を離す



「さ、ご飯食べようか?」



「まってさっきの質問の意味…んっっ」


「ご飯、食べようね?」







・・・・







爽やかなそのスマイル



人を制するようで



私は何も言えなくなる。






悔しい…